就活の学び
2022年の末から就活を始め、4月ごろに就職が決まりました。費やした期間は4ヶ月ほどです。
人生で初めてまともに就活(転職活動)をしたので、学びが色々とありました。将来の自分のために記録を残します。
疲れる
一日に面談を四件入れるとつらい
求人を出している企業側にもいろいろある
- スタートアップでの事業立ち上げで人が欲しい
- 人がやめて足りなくなったので、即戦力になる人をすぐ雇いたい
- 事業拡大のため、既存のプロジェクトを任せる人がほしい
- 事業拡大のため、新しいプロジェクトにその分野で知識がある人がほしい
- やりたいことが多いけど人が慢性的に足りない。とにかく増やしたい
求職者が選り好みをするのと同じく、企業も選り好みをする。
大まかな流れ
転職サイトでマッチング
↓
カジュアル面談→選考にすすまない
↓選考に進む
一次面接(まれにコード試験)→落ちるor辞退
↓合格
二次面接(ない場合もある)→落ちるor辞退
↓合格
役員面接→落ちるor辞退
↓合格
採用
こう進めるといいかも?
- 複数企業との面接を並行して進める。
- 休みの日を一日おきか二日置きにつくる。(精神力がある人はこのかぎりではない)
- より良いと思った企業から取り掛かる。
細かい流れ
- 転職サイトに登録(最初におすすめ: Lapras 入力しやすい ※最初は転職意欲は低い設定にしておく方がいい)
- 企業に公開する自分のプロフィールをまとめる
- 職務経歴をまとめる
- いろいろな転職サイトに入力フォームがあるので利用しよう。
- あとでコピペしやすいように、最初に作ったサイトのデータをmasterとして、GIthubかなんかで変更管理するといい。(結局色々なサイト試してみたくなるからあると便利)
- 時間がかかる作業であることを肝に銘じること
- つらいことを思い出して泣きたくなったりもする。精神が安定している時に取り組もう。ある程度書き終えたらリフレッシュするのが大事。
- スキルをまとめる
- やれるかやれないか、やりたいかやりたくないかこの4つを分類しよう
- 職務経歴をまとめる
- 転職意欲を高に設定する(今こそピカピカに作り上げたプロフィールを公開する時)
- Findyのユーザーサクセス面談を予約する
- なんらかの転職エージェントに申し込む、でもいいかもしれないが、筆者はFindyとしかやっていないのでわからない。
- 求人情報を吟味する
- いいねされた企業を確認して、良さそうならいいかもを返す。
- 向こうからアクションがきたら、カジュアル面談を申し込む。
- このときまでに企業側から日程調整ツールが提示されていなければ、自分で用意する。
- Google Meet/ Zoomなどのミーティング番号は企業側に発行してもらおう。(※会社によって使ってるミーティングツールが異なるので、)
- 日程調整ツールにはこの文言を書いた:オンラインでの面談となります。ご都合の合う日時をお選びください。面談に使用されるツール(GoogleMeet/zoom等)は、日程選択後に表示されるページの「コメント 」欄にご記載ください。
- このときまでに企業側から日程調整ツールが提示されていなければ、自分で用意する。
- 質問することを用意しておく
- カジュアル面談を行う
- 6->9をループして、選考に進むところを決める
- 選考に進む
転職サイト比較(2023年ごろにサービスを利用した個人の感想です)
- Lapras
- チャットがないのがつらい
- キャリアの入力がしやすい。質問に答える感じで書ける。
- Findy
- チャットがあって嬉しい
- メール冒頭に書くOO会社XX様、だとか、末尾の署名だとか、そういったものが省けるだけでもチャットは嬉しい
- 形式ばらなくていいんだという心理的安全さがチャットにはある
- ユーザーサクセス面談いい。転職初めてならとりあえず受けとけばいいんじゃない?
- 知らん人が30分わたしのために時間を確保してくれて、無料で親身になって転職の相談に乗ってくれるサービス。良過ぎて採算取れてるのか不安になる。使えるうちに使った方がいいと思う。
- 素面で相談できる相手ってあんまりいないよなあ。
- 転職エージェントはめっちゃ転職進めてくるらしい(知らん)けど、Findyはゆるふわな感じでよかった。沈黙が苦にならない空気感。
- チャットがあって嬉しい
- Greeen
- スパムが多すぎて使うのをやめた
- 年収の下限もだいぶ低い
- OpenWork
- 口コミの閲覧が便利
- チャット機能があるのに直電をかけてくる企業がいて、もう使うまいと思った。
- Forkwell
- よさそう。だけど本格的に使い始める前にFindy主軸になってたのであまり使わなかった。
履歴書と職務経歴書の違い(個人の感想)
- 履歴書 名前と住所、写真などの個人識別情報と、企業向けの自己PRや申し送りを書く欄がある。企業ごとに多少変えた方がよい。
- 職務経歴書 LaprasやFindlyで出力できる。一種類あればいい。
カジュアル面談に進む前に聞いておくといいこと
カジュアル面談で聞いたところで企業側の答えが変わらず、簡単に答えられる質問
- 勤務地
- リモート勤務可否
- (何か言語やフレームワーク)の経験はありませんが、大丈夫ですか?
(事前にこれらを聞いていなかったせいで、開始5分でカジュアル面談をお開きにしたことがある。あの提案をしてきた企業は英断だった)
カジュアル面談hack
カジュアル面談でも、すくなくとも自分一人と面談相手一人の工数を消費することを肝に銘じる。
企業に質問するタイミングはミーティングの最後になりがちなので、やはり事前に聞けることはチャットで聞くのがいい。
志望理由(文化が合うとか、やってる内容に興味があるとか)は大事。
吟味を重ねると全てが同じに見えてどれでもよく感じる瞬間がある。だからと言って志望理由があんまりパッと浮かばない会社に面談申し込むのは、失礼だし時間の無駄だからやめよう。
カジュアル面談のよくある進行パターン
- 自己紹介(お互いに)
- 企業紹介
- エンジニアリング紹介
- Q&A 採用に不慣れな企業だと自己紹介がすっ飛ばされることもある。
面談での便利な質問集
- 面談相手がエンジニアの場合:あなた(面談相手)は先月残業をどのくらいしましたか
- 答えを準備させずに事実を聞き出したいため、チャットではなく面談で聞くことに意味がある
- フレックスですが、みなさんどのくらいの時間で勤務することが多いですか?(朝型・夜型)
- 求人情報には載っていないがチャットで聞くほどでもない質問。ずるずると夜遅くなるのいやですし、朝早く起きるのも大変ですしね〜
- めずらしい界隈だと朝方もある。
まとめ
Findyのユーザーサクセス面談で提案してもらったスケジュールが、無理だよーとは思ったものの、思い返してみたら「これが一番早いと思います」って方法でした。転職活動RTA勢の叡智が詰まっていました。
謝辞
就活で病む私のメンタルをささえてくれた上に、遠方への引越しについて来てくれたパートナーに最大限の感謝を。
そして相談に乗ってくれた友人たち、あたたかく送り出してくれた愛知の友人たち、だらけたがる私のケツを叩いてくれたFindyの方、就職祝いや引越し祝いを色々と送ってくれた皆様、私を採用してくれた弊社、大変ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
改訂履歴
- 2023/10/21: 履歴書作成サービス名が間違っているとご指摘を受け修正しました🙇